頚椎症性脊髄症(頚髄症)
加齢による症状
頚椎で脊髄が圧迫される状態のことを表します。この症状は変形性頚椎症が進行した結果起きる場合が多いと言われています。脊髄が圧迫されると、四肢の筋力低下、知覚鈍麻、しびれなどが起き、立位・歩行時のふらつきや巧緻性障害といった症状が起きます。国民生活基礎調査では要介護要因として頚髄損傷が挙げられているが、この多くが頚髄症の高齢者が転倒などで頚髄損傷を来たす場合であると考えられています。